上野動物園のジャイアントパンダの赤ちゃんの名前がついに決定しました。その名はシャンシャン(香香)。

当初、赤ちゃんの名前は中国の風習にならい生後100日をめど(9月20日)に発表ってウワサだったんでかなり待ち遠しかったです。

なんで美少女いんでっくすに?ってことですが、なんせ可愛すぎなんで!(笑)
それに一応女の子ですしね。ご容赦ください。

パンダが初めて上野動物園にやってきたのは45年前(1972年10月28日)です。
当時私は9歳でしたが、大阪からわざわざ見に行ったのを覚えています。

上野動物園は凄まじい行列でしたが、子供の特権?で人の隙間をかいくぐりしっかりとこの目に焼き付けました。見たのが「カンカン」なのか「ランラン」なのかさっぱり分かりませんでしたが(笑)。

この記事では上野動物園の歴代パンダの名前と「シャンシャン」の名前の由来を考察してみようと思います。

 

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パンダの名前一覧(上野動物園)

なまえ 状況
カンカン(康康) オス 1972年10月来園
1980年6月30日死亡
(推定9歳)
ランラン(蘭蘭) メス 1972年10月来園
1979年9月4日死亡
(推定10歳)
フェイフェイ(飛飛) オス 1994年12月14日死亡
(推定27歳)
ホァンホァン(歓歓)
メス
1997年9月21日死亡
(推定25歳)
チュチュ(初初)
オス
1985年6月27日上野動物園生
1985年6月29日死亡(生後43時間)
父・フェイフェイ、母・ホァンホァン
トントン(童童)
メス
1986年6月1日上野動物園生
2000年7月8日死亡(14歳1か月)
父・フェイフェイ、母・ホァンホァン
ユウユウ(悠悠)
オス
1988年6月23日上野動物園生
2004年3月4日死亡(15歳9か月)
父・フェイフェイ、母・ホァンホァン
シュアンシュアン
メス
2003年12月3日~2005年9月26日滞在
(1987年メキシコ・チャプルテペック動物園生)
リンリン(陵陵)
オス
1992年11月5日来園
2008年4月30日死亡(22歳7か月)
   
リーリー(力力)
オス
2011年2月21日来園
2005年8月、四川省生まれ
シンシン(真真)
メス
2011年2月21日来園
2005年7月、四川省生まれ
 命名前に死亡
オス
2012年7月5日上野動物園生
2012年7月11日死亡(生後11日)
父・リーリー、母・シンシン
シャンシャン(香香)
メス
2017年6月12日上野動物園生
父・リーリー、母・シンシン

ご覧の通りシャンシャンは5年ぶりの待望の赤ちゃんです。

リンリンが2008年に亡くなってから、約3年間、上野動物園にはパンダがいない寂しい時期がありました。

その理由は、中国がパンダのレンタルを外交の道具にしている、いわゆる「パンダ外交」に対する批判や高額のレンタル料がネックになっていたと言われています。

 

パンダのレンタル料が高額なわけ

ジャイアントパンダは中国のごく一部にしか生息していない「レッドデータブック」にも記載されている絶滅危惧種です。

パンダ保護には莫大な資金が必要で、そのための資金として、中国の国外にいるパンダは、ほぼすべて中国からレンタルされています。

1頭のレンタル料は年間100万ドル、赤ちゃんが生まれると1頭に付き60万ドルを支払うことが取り決められているんだそうです。

そのレンタル料が全額パンダ保護に使われているのかどうか、はたまた表向きの理由なのかどうかは分かりませんが、ちょっと高すぎない?と思ってしまいますよね。

100万ドルといえば1億円以上です。それを毎年払い続けています。しかも死んじゃったら自然死であると証明できない死亡の場合、賠償額は5千万円程度で契約されているんです。

ともあれ紆余曲折の末、多くの人がパンダの再来日を願い、2011年2月に「リーリー」と「シンシン」のペアが上野動物園に来園しました。

そして、シンシンは翌年妊娠し、赤ちゃんが誕生しました。でも、残念ながら数日でこの世を去ることになったのはニュースで見た人も多いんではないでしょうか。

 

ちょっと気分を変えて100日齢を迎えた時の12回目の身体検査がかわいいので見て下さい。

 

パンダの名前のルール

上野動物園では、2017年7月28日~8月10日までの期間に、パンダの赤ちゃんの名前を一般公募していましたよね。

応募総数は約32万2,000件超で、1986年に名前を募集したトントンの時の約27万3,000件を大きく上回ったそうです。

記事を読んでくださっている人の中にも応募した方がいるかもしれませんね。

募集〆切後、8月30日に応募件数の多かった上位100点から、6名の選考委員の投票で8点の候補を選考しました。

最終的に中国との協議を経て東京都が決定したという経緯です。

■6名の選考委員

黒柳徹子(日本パンダ保護協会名誉会長)
湯川れい子(ジャイアントパンダ保護サポート基金運営委員)
二木忠男(上野観光連盟会長)
片山 謙(東京都建設局次長)
中野 透(東京動物園協会理事長)
福田 豊(東京動物園協会恩賜上野動物園長)

名前のルールですが、結論から言うと特にないみたいです。

私も意外だったんですが、最終的に中国の同意が得られればどんな名前でもいいということです。

ちなみに今回の名前の募集の条件には「カタカナ表記」の条件しかありませんでした。

特に同じ音を繰り返す必要はなかったんですね。現に和歌山県のアドベンチャーワールドにいるパンダには、「桜浜(おうひん)」や「桃浜(とうひん)」などの名前もあります。

でも結果的には同じ音の繰り返しになりました。

やはり、繰り返しの方が耳ざわりがカワイイですもんね。

パンダの名前の決定に中国の同意を得る理由は、パンダは中国からレンタルしているので、日本で生まれたパンダであっても場合によっては中国に返す場合もあります。

その場合に日本では大丈夫でも、中国では違和感がある名前では、返還になった時に問題があるんですね。そのために選考委員の投票で決まった8点の候補から、最終的に中国と協議して決定するというわけです。

 

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名前の由来は何?

名前の由来は、いずれ正式に発表されると思いますが、まずはその漢字から推測してみました。

「香」は、本来天然香木の香りをさす言葉ですが、日本では「お香」「線香」「香水」などをイメージする漢字です。

いずれにしても「香り」を連想させる漢字ですね。

本来、「香」という漢字は仏教と深い関わりがあり、多くの宗教でも用いられています。

仏教の方は、お墓や仏壇の前では線香をあげますよね。

仏教では香を焚くと不浄を払い心識を清浄にするとされているからです。

また、中国では形容詞として使われる言葉ですが、その中に「喜ばれる」「人気がよい」「受けがよい」という意味があり、このあたりが赤ちゃんパンダにはピッタリですよね。

「香」=「xiāng」(シャン)という音も重ねると「シャンシャン」となり耳ざわりもカワイイです。

日本語で「しゃんしゃん」というと、

  • 鈴などが続けて鳴る音を表す語。
    「しゃんしゃん(と)鈴を鳴らして馬車が通る」
  • 大ぜいの人がそろって手を打つ音や、そのさまを表す語。
    物事が円満に収まったことを祝ってする。
    「では、めでたくしゃんしゃんと手を締めましょう」
  • 肉体的に衰えを見せず、元気で活動しているさま。
    「年の割りにはしゃんしゃんしている」

などの意味があり、ポジティブないい意味ばかりです。

 

「シャンシャン(香香)」の一般公開はいつ?

その可愛い姿を生で見られるのはいつ?

気になりますよね!

現在お母さんのシンシンはジャイアントパンダ舎の室内で「シャンシャン(香香)」とともに過ごしていて、体をなめたり、授乳をしたり、排泄促進をしたりなど一日中世話をしています。

シンシンとシャンシャンが一般公開されるのは、順調にいけば12月になる見通しだそうですよ。

公開が待ち遠しいですね。

現在、お母さんパンダのシンシンは赤ちゃんの世話のため公開はお休み中で、お父さんパンダのリーリーだけの公開になっているようです。

上野動物園のジャイアントパンダ情報サイト

 

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