「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」(全11話)は、2011年12月21日よりウェブマガジン「ぽこぽこ」で連載された押見修造さんの漫画作品です。

「ぽこぽこ」は、太田出版が提供していた、“読者による作品へのフキダシコメント投稿システム”を搭載したウェブコミック・小説配信サイトです。

現在は更新を休止していますが、ウェブコミックは『Ohta Web Comic』へ引き継がれています。

試し読みができ続きは購入という形式です。

 

↓こちらはKindle版

2018年7月の公開が決まっていますがポスターなどはまだ出来上がっていないようです。

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」作品概要

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」は、実体験をベースに描いた漫画家・押見修造さんの同名タイトルが原作です。

ファンの多い押見作品の中でもひと際人気が高い作品で、思春期を迎えた少年少女たちが抱える葛藤や苦悩を描きながら、誰しもが持っているコンプレックスとの向き合い方、自分のあるべき姿が描かれています。

主人公は上手く言葉が話せないことに引け目を感じ、周囲と馴染めずにいる高校一年生の大島志乃。

漫画では、高校に入学してすぐのクラスでの自己紹介で自分の名前がうまく言えず、彼女の学園生活は最初から躓いてしまいます。

その大島志乃と、音楽好きだが音痴な同級生・岡崎加代との掛け合いが世代を超えて胸に響く新たな青春ストーリーです。

脚本は、「百円の恋」第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞ほか、数々の賞に輝いた足立紳(あだち・しん)さん。

監督は、乃木坂46のMVなどを手掛け、本作が長編商業映画デビューとなる湯浅弘章(ゆあさ・ひろあき)さんが務めています。

■配給:ビターズ・エンド
■制作プロダクション:東北新社

主なキャスト

大島志乃(おおしましの)=南 沙良さん
高校1年生の女子。突然、人前で、特定の言葉、とりわけ母音で始まる言葉が発しにくくなる疾病を抱えている。

岡崎加代(おかざきかよ)=蒔田 彩珠さん
ただひとり、名前が言えない志乃を笑わずに接してくれたクラスメイト。音楽好きだが、歌が下手。

菊池(きくち)=萩原利久さん
岡崎加代のクラスメイトの男子。お調子者でやらかす癖がある。

湯浅弘章監督コメント

10代のあの頃にだけ存在した感情。
あの頃にだけ通用した感覚。
危うくて紙一重な当時の彼らの気持ち。
その一瞬一瞬を映し出した映画です。

南さん、蒔田さん、萩原くんの3人が体当たりで演じてくれたおかげで、今まで観たことのない荒削りで繊細で力強い作品になりました。

いま10代の人たちにも、そしてかつて10代だった人たちにもぜひ観ていただきたいです。

押見修造氏コメント

漫画以上に、まるで現実に起こったことをそのまま切り取ったような感触でした。

志乃、加代、そして菊地の3人が、生々しく存在していると思いました。

泥臭い青春映画でありながら、恥ずかしくなるほどキラキラしていて。

そして、むせかえるような思春期のオーラに満ち溢れている。

漫画を超えて、広く心に届く作品を作っていただいたことに感謝します。

ダブル主演の蒔田彩珠と共にニコラモデル・南沙良が初主演。

ティーン向けファッション誌「nicola(ニコラ)」専属モデルの南沙良さんが映画初主演を務めることになり、女優の蒔田彩珠さんと共にW主演を務めます。

南沙良さんは2017年8月に公開された映画『幼な子われらに生まれ』で女優デビューを果たしたばかり。

初主演作品となる「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」では、主人公の大島志乃を演じます。

次第に変化していく内面を繊細に表現し、言葉が上手く話せないという難役で、劇中では歌声も初披露されます。

南沙良さんコメント

小学生の頃から押見先生の作品が大好きだったので、お話を頂いた日は嬉しさのあまり興奮してなかなか寝付けない反面、作品の世界観を崩してしまわないかと少し不安な気持ちになりました。

ですが、こんなに早く主演をやらせていただけるとは思っていなかったので、とても嬉しかったです。

他の人と違う部分やコンプレックス、劣等感、自分の嫌いなところなど、誰もが持っているような〈悩み〉や〈苦しみ〉。

志乃と加代、菊地それぞれが、その悩みを乗り越えようとする様子を見た時に感じられるものが必ずあると思うので、是非たくさんの方に観ていただきたいです。

 

蒔田彩珠さんコメント

志乃、加代、そして菊地。

それぞれが自分の居場所を探しています。

上手に感情を表に出せない志乃と、上手に人と接することができない加代。

私は普段そんなに感情を表に出さないので、加代が感情的になるシーンは自分の奥底にあるものを表現するようで難しかったです。

撮影が進んでいくにつれて、加代の気持ちが変化していくのと同じように、二人の距離感も、自分の気持ちも、どんどん変わっていきました。

作品を通して、リアルな気持ちの揺れ動きが観てくださる方に伝わればいいなと
思っています。

↓菊池役の萩原利久さん

まとめ

蒔田彩珠さんといえば数々のドラマや映画に出演している名子役です。

最近では「anone」で幽霊役として出ていましたね。

「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」では初主演の南沙良さんも何かと心強い存在になっていることでしょう。

映画の公開が楽しみです!