今回は“漫画ヒロイン”役に抜てきが続く小松菜奈さんにスポットを当ててみました。

映画の原作といえば、小説と漫画がありますよね。

もちろん書き下ろしのオリジナルや人気ドラマの映画バージョンなどもありますが、需要が見込めて尚かつ映像として新鮮で新たなファンも獲得できるという点で小説や漫画の実写映画化がよく行われています。

でも、特に漫画やアニメには既に確立しているビジュアルがあるため、原作の熱烈なファンからはバッシングなどが度々起き、難しい問題もあるようです。

そんな中、ヒロイン役の抜てきが続く女優・小松菜奈さん。

2017年には『ジョジョの奇妙な冒険』に出演し、2018年の春も2作続けて漫画ヒロイン役を映画で演じています。

小松菜奈さんはどうして近年の漫画のヒロイン役に抜擢され続けるんでしょうか。

ずばり、過去の漫画のヒロイン役で何かと辛口の原作ファンを納得させてきたという実績が大きいと思います。

そして、失礼な言い方かもしれませんが、映画自体の色を変えてしまう程の人気顔ではないという点もあると個人的には思います。

もちろん「世界で最も美しい顔100人(2017年)」で38位に選出される程の美貌ですが、いわゆるアイドル顔ではありませんよね。

そのことが原作漫画のイメージも壊しにくい、それどころか原作を忘れてしまう程のキャラクターになってしまうと思っています。

↓やはり原作と比較している人も多いですね。

小松菜奈さん自身は漫画ヒロイン役についてどう思っているんでしょうか。

『坂道のアポロン』のORICON NEWSのインタビューで語っているコメントを拾ってみました。

小松菜奈さんは“可愛い女の子”を演じるのは現実の自分と違いすぎて、そのギャップに戸惑うので苦手だそうです。

漫画のヒロインを演じることについて小松菜奈さんは

もういつもプレッシャーしかないです!

原作ファンの方は、このキャラはこの人に演じてほしいなどそれぞれあると思うのですが、そのようなイメージがある中で「私にこの役が務まるのかな」とか「批判も多いんだろうな…」とかすごく思いますよ。

でも漫画は漫画だし実写化は実写化なので、逆に漫画には出せないキャラクターの魅力を見せられらたいいなって。

観てくれた方から「小松菜奈が演じた役を好きになれた」と言ってもらえたら嬉しいですよね。

無理にビジュアルを寄せようとは考えてないです。

服装やメイクや髪型は相談しながらやっていますが、プロの方の技術に助けられていますね。

でもその分、気持ちはその役になりきろうって思うし、そうすると仕草や行動も全然変わってきて相手を見る目線の強弱にも違いが出てきます。

元の漫画のイメージを守るのはもちろん大事なことですが、完全な二次元の世界ではなく実写映画なので、ちゃんと人間が演じる意味を乗せたいなという思いがあります。

と語っています。

やはり、かなりのプレッシャーの中ででもしっかりと自分が演じる意味を考えながら撮影に臨んでいるんですね。

原作ファンの方からの評価は気にされますか?という問いには「すごく気になりますね…やっぱり。」と答えています。

漫画のヒロイン役に抜擢されることに関しては

どうなんでしょう。でもこの“不思議な顔”で今回の律ちゃんみたいな素朴な女の子の役がいただけるのが自分でもすごく“不思議”なんです(笑)。

漫画原作の映画は作品ごとに全く違う役に挑戦できるのでやりがいも感じます。

でもデビューして間もない頃は皆さん『渇き。』の印象が強かったみたいで、自分はそのミステリアスなイメージから抜け出せないのかなと思っていた時期もありました。

もしかしたらこれからも『渇き。』の加奈子(男を惑わす倫理観の壊れた女子高生)みたいな衝撃的な役ばっかり来るんじゃないのかなって。

今は真逆のヒロイン役もいただけて嬉しいです。

と語っています。

私個人としては小松菜奈さんの映画が大好きで、8~9割は観ています。

顔やスタイルを合わせたルックスも好きですが、オーラというか、演技から滲み出る雰囲気がとても好きでどの映画もそのヒロインに恋してしまいます。(笑)

小松菜奈さんが出演する漫画原作の映画が成功する理由、言い換えると原作ファンから不満が出にくい理由は、私のようにヒロインに恋してしまうからかもしれませんね。

小松菜奈さんが出演している「漫画が原作」の映画

小松菜奈さんが出演している「漫画が原作」の映画をリストアップしてみました。

近キョリ恋愛

(2014年10月11日、東宝映像事業部)-枢木ゆに 役

「近キョリ恋愛」は、「別冊フレンド」(講談社)で、2007年11月号から連載された、みきもと凜さんの漫画作品(全10巻)です。

先生と生徒の恋愛がテーマで、先生役を山下智久さんが演じています。

先生と生徒というあるあるネタですが、小松菜奈さんの一途な思いにキュンとするお勧め映画です。

予告犯

(2015年6月6日、東宝)-楓 役

「予告犯」は、「ジャンプ改」(集英社)で2011年から2013年9号まで連載された筒井哲也さんの漫画作品(全3巻)です。

この映画に関してはヒロインが戸田恵梨香さんで、小松菜奈さんはラーメン店の店員役を演じていますが脇役ですので、私のようなファンでなければ特にお勧めはしません。

バクマン。

(2015年10月3日、東宝)-亜豆美保 役

「バクマン。」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2008年37・38合併号から2012年21・22合併号まで連載された原作・大場つぐみさん、作画・小畑健さんによる漫画作品(全20巻)です。

この映画は佐藤健さんと神木隆之介さんのダブル主演ですが、女性のメイン登場人物として小松菜奈さんが出てきます。

佐藤健さんが憧れる美少女として重要な役どころですので、お勧めです。

黒崎くんの言いなりになんてならない

(2016年2月27日、ショウゲート)-赤羽由宇 役

「黒崎くんの言いなりになんてならない」は、「別冊フレンド」で2014年2月号から連載中のマキノさんによる日本の漫画作品(既刊11巻2018年3月現在)です。

この映画は、日本テレビ系のスペシャルドラマを観て、その流れで映画も観に行きました。

もちろんファンの私としてはお勧めしますが、かなり漫画色の強い映画です。

ヒーローマニア-生活-

(2016年5月7日、東映/日活)-寺沢カオリ 役

「生活」は「アックス」(青林工藝舎)に2005年から2007年にかけて連載されていた福満しげゆきさんのでしたが、第9話で雑誌連載が中断。

その後、2009年に「モーニング」(講談社)公式サイトのWeb配信で連載が再開され作品は完結しました。

映画では「ヒーローマニア-生活-」というタイトルになっています。

東出昌大さんと窪田正孝さんが主役ですがヒロインとして小松菜奈さんが登場します。

ちょっと変わった女子高生役ですが、不思議ちゃんをしっかり演じていて小松菜奈さんの魅力がよく出ていると思います。

溺れるナイフ

(2016年11月5日、ギャガ)-主演・望月夏芽 役(菅田将暉とダブル主演)

「溺れるナイフ」は、「別冊フレンド」(講談社)にて連載中のジョージ朝倉さんの漫画作品です。

これまた不思議な作品です。

全体を通して暗いイメージで、実は個人的にはあまり好きな映画ではありません。

強姦シーンがあるんですが、小松菜奈さんには似合わない気がしました。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章

(2017年8月4日公開、東宝/ワーナー・ブラザース)-山岸由花子 役

「ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない」は、荒木飛呂彦さんの漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』のPart4です。

2016年4月から12月までテレビアニメでも放送されました。

私は原作漫画のファンなんですが、諸事情で映画を見逃しています。

キャラクターの山岸由花子もすごく好きなのでビデオでは絶対に見逃せないと思っています。

2018年3月23日にビデオが発売されますね。

坂道のアポロン

(2018年3月10日公開、東宝/アスミック・エース)-迎律子 役

「坂道のアポロン」は、「月刊フラワーズ」(小学館)で、2007年11月号から2012年3月号まで連載された小玉ユキさんの漫画作品(全9巻と番外編1巻)です。

アニメ化もされ、2012年4月から6月まで、フジテレビ「ノイタミナ」枠で放送されました。

このアニメも大好きな作品で、当時からいずれ実写映画化されるだろうなと思っていました。

私はこれからですが、もう観た人も多いでしょうね。

映画「坂道のアポロン」
(C)2018映画「坂道のアポロン」製作委員会 (C)2008小玉ユキ/小学館

恋は雨上がりのように

(2018年5月25日公開予定、東宝)-主演・橘あきら 役

「恋は雨上がりのように」は、「月刊!スピリッツ」(小学館)で2014年8月号から2016年1月号まで連載、その後「ビッグコミックスピリッツ」に移籍し、2016年8号より隔週にて連載となった眉月じゅんさんの漫画作品です。

2018年1月からテレビアニメが放送中で、これも欠かさず観ています。

中年男性としては夢のようなお話ですが、アニメと割り切って楽しんでいます。(笑)

↑山本舞香さんとも絡んでいますね。

映画「恋は雨上がりのように」
(c)2018映画「恋は雨上がりのように」製作委員会 (c)2014 眉月じゅん/小学館

↓小松菜奈さんのプロフィールなどはこちらで書いています。

https://idol-support.com/nana_komatsu